鉄血ガンダムフレーム全機一覧!72柱中判明機体と歴代パイロットの全貌
2015年のテレビアニメ放送開始から節目を迎え、今なおファンの熱い議論を呼び続ける『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』。その血生臭くも美しい世界観の根底にあるのが、約300年前の人類存亡の危機「厄祭戦」を終結へ導いた伝説の存在、ガンダム・フレームです。
悪魔の名を冠する全72機の中でも、公式メディアで姿を現した機体はごく一部。2026年現在、外伝『月鋼』やスピンオフ展開を続ける『ウルズハント』の進展によって、どこまでその全貌が明かされたのでしょうか。今回は、全72機の中から現在確認できる機体とパイロット、そして未解明機体にまつわる設定の真相を徹底整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:厄祭戦でロールアウトされた全72機中、2026年現在で名称やデザインが公式確認されているのは15機前後に留まる。
- 要点2:機体名は「ソロモン72柱」の序列に対応しており、エイハブ・リアクター2基を並列稼働させる規格外の出力を誇る。
- 要点3:残る50機以上のフレームは、大破喪失した機体や現在も圏外圏・地下深くに眠る機体として今後のメディア展開の余地を残している。
【全72機中何機?】2026年現在に公式判明しているガンダム・フレーム全機一覧
『鉄血のオルフェンズ』の世界において、ガンダム・フレームとは「エイハブ・リアクターを2基並列稼働させる高出力共通フレーム」として建造された全72機のモビルスーツを指します。ナンバリングと機体名称は、魔導書『レメゲトン』の第一書「ゴエティア」に記された「ソロモン72柱」の悪魔と完全に合致しています。
では、2026年時点でデザインや設定が公式公開されている機体は一体何機存在するのか。結論から言えば、ビジュアルおよび詳細な設定が確定しているのは14〜15機です。その内訳を一覧表で整理しました。
| 番号 / 悪魔の序列 | 機体名 | 主な搭乗者(パイロット) | 初登場メディア |
|---|---|---|---|
| ASW-G-01 | ガンダム・バエル | アグニカ・カイエル / マクギリス・ファリド | TVアニメ本編 |
| ASW-G-04 | ガンダム・ガミジン | 未詳(厄祭戦時搭乗者不明) | ウルズハント |
| ASW-G-08 | ガンダム・バルバトス | 三日月・オーガス | TVアニメ本編 |
| ASW-G-11 | ガンダム・グシオン | クダル・カデル / 昭弘・アルトランド | TVアニメ本編 |
| ASW-G-16 | ガンダム・ゼパル | 設定言及のみ(ザルムフォート家管理) | 月鋼(設定) |
| ASW-G-29 | ガンダム・アスタロト | アルジ・ミラージ / ヴォルコ・ウォーレン | 月鋼 |
| ASW-G-32 | ガンダム・アスモデウス | ナディラ家所属パイロット | ウルズハント |
| ASW-G-35 | ガンダム・マルコシアス(端白星) | ウィストリオ・アファム | ウルズハント |
| ASW-G-47 | ガンダム・ウヴァル | ロザーリオ・レオーネ / サンポ | 月鋼 |
| ASW-G-48 | ガンダム・ハーゲンティ | ウルズハント登場パイロット | ウルズハント |
| ASW-G-54 | ガンダム・ムルムル | ウルズハント登場パイロット | ウルズハント |
| ASW-G-56 | ガンダム・グレモリー | デストラ・クン | 月鋼 |
| ASW-G-64 | ガンダム・フラウロス(流星号) | ノルバ・シノ | TVアニメ本編 |
| ASW-G-66 | ガンダム・キマリス | ガエリオ・ボードウィン | TVアニメ本編 |
| ASW-G-71 | ガンダム・ダンタリオン | ザザ・フォッシル | 月鋼 / トライエイジ |
厄祭戦から300年以上が経過した世界において、26機しか現存が確認されていないという初期設定が存在していましたが、メディアミックスが進むにつれて埋もれていた機体が続々と発掘されています。
TV本編の主役級機体と搭乗者一覧|鉄華団とギャラルホルンの激戦を彩った名機
TVアニメ本編で画面狭しと暴れ回ったガンダム・フレームは、鉄華団が運用した3機と、治安維持組織ギャラルホルンが保持していた2機、合わせて5機です。いずれも戦況を単機で覆す圧倒的な存在感を放ちました。
ガンダム・バルバトス(ASW-G-08)
CGSの地下動力源として放置されていたところを、三日月・オーガスが搭乗して起動。形態を第1から第6、そして「ルプス」「ルプスレクス」へと変貌させ、阿頼耶識システムのリミッター解除によってパイロットの肉体と引き換えに鬼神の如き戦闘力を発揮しました。
ガンダム・グシオン(ASW-G-11)
宇宙海賊ブルワーズで重装甲の海賊仕様として使われていた機体を鉄華団が鹵獲。昭弘・アルトランドの搭乗機となり、精密射撃と近接戦闘を兼ね備えた「グシオンリベイク」「グシオンリベイクフルシティ」へと大規模改修が施されました。
ガンダム・フラウロス(ASW-G-64)
火星のハーフメタル採掘場からMAハシュマルと共に発掘された機体。ノルバ・シノのパーソナルカラーであるピンクに塗られ「四代目流星号」と命名。背部に大型レールガンを備え、砲撃戦特化の「砲撃モード」への変形機構を持ちます。
ガンダム・キマリス(ASW-G-66)
ギャラルホルン草創期からの名門・ボードウィン家に受け継がれてきた機体。ガエリオ・ボードウィンが搭乗し、トルーパー形態や「ヴィダール」への偽装を経て、最終的には疑似阿頼耶識(アイン型)を組み込んだ「キマリスヴィダール」としてバエルと死闘を演じました。
ガンダム・バエル(ASW-G-01)
ギャラルホルンの創始者アグニカ・カイエルの魂が宿るとされる記念すべき1号機。マクギリス・ファリドが阿頼耶識手術を受け、本部地下から強奪・起動。特殊兵装を持たず、2本のバエル・ソードのみで舞うように戦う姿は「純粋な高出力」の象徴でした。
外伝『月鋼』で発掘されたガンダム・フレーム|アスタロトをはじめとする数奇な系譜
本編の裏側で展開された公式外伝『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼』では、裏社会や貴族階級の利権に翻弄された機体たちが登場します。
その筆頭がガンダム・アスタロト(ASW-G-29)です。ウォーレン家が所有していたものの、家の没落によって装甲や装備が裏社会へ売り払われ、フレーム剥き出しの異様な姿で発見されました。パイロットのアルジ・ミラージと、ウォーレン家の生き残りヴォルコの手により、散り散りになった装甲を集め「アスタロトオリジン」の真の姿を取り戻す旅が描かれます。
さらに、アスタロトから剥ぎ取られた装甲の一部を歪な形で流用したガンダム・ウヴァル(ASW-G-47)、ナノラミネートコートの概念を覆す「ナノラミネートアーマー」のフード状装甲を纏うガンダム・グレモリー(ASW-G-56)、追加装備「Bブースター」「Tブースター」によって単機で戦況を制圧する変則機ガンダム・ダンタリオン(ASW-G-71)など、TV本編とは異なる極めて尖ったコンセプトの機体が次々と実体化しました。
『ウルズハント』で現れた新機体の衝撃|マルコシアス・端白星とアスモデウスの真実
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント』は、金星を舞台にした新たな物語としてファンに大きな衝撃を与えました。特に議論の的となったのが、主人公ウィストリオ・アファムが乗るガンダム・端白星(はじろぼし)の出自です。
端白星の正体は、厄祭戦の最中に失われたとされていたガンダム・マルコシアス(ASW-G-35)の改修姿でした。マルコシアスは背部と腰部に合計4基のサブアームを持ち、無数の近接武器を操るMA絶対殲滅用の怪物。激戦の末に大破し、金星のラドニッツァ・コロニーの動力部として隠匿・修復されていた事実が明かされた瞬間は、多くの設定ファンを唸らせました。
また、木星近傍のデブリ帯で発見されたガンダム・アスモデウス(ASW-G-32)も見逃せません。厄祭戦の実戦に投入されることなく保管されていたため、ロールアウト当時の純正装備(グラン・トンファーやギガント・ジャベリン)をほぼ完全な状態で保持していた極めて珍しい機体です。さらにウルズハントでは、ガミジン、ハーゲンティ、ムルムルといった72柱の名を持つ新機体が次々に姿を見せ、長年未解明だったフレーム群のピースが急速に埋まりつつあります。
厄祭戦の狂気「阿頼耶識システム」とソロモン72柱の名を冠した開発背景
なぜガンダム・フレームは、これほどまでに過激で狂気じみた仕様で設計されたのでしょうか。その理由は、300年前の「厄祭戦」で人類を無差別に殺戮した自律型無人兵器「モビルアーマー(MA)」の存在にあります。
MAは驚異的な計算能力とナノラミネートアーマー、大出力ビーム兵器、そして無限に増殖する子機「プルーマ」を備えていました。通常兵器では歯が立たないMAに対し、人類側が打ち出した対抗策が以下の3点です。
- エイハブ・リアクターの2基並列搭載:出力の同調が極めて難しく、製造された72基のフレームにしか実用化できなかった超高出力構造。
- 阿頼耶識システムによる人機一体化:パイロットの神経系を機体と直結させ、脳の空間認識能力を強制拡張。超高速機動下での近接白兵戦を可能にするインターフェース。
- 悪魔の名による秩序の象徴:世界を地獄へ変えたMA(ハシュマル、ハラエル等)を討滅するため、あえて人類を守護する悪魔としてソロモン72柱の名を冠した。
極限まで突き詰められたこの仕様は、搭乗者の人間性を削り取る「呪い」でもありました。三日月が視力や手足の自由を奪われていったように、神話的な強さの裏には常に凄惨な代償が付きまとっていたのです。
【考察】未判明のガンダム・フレームは約50機!残された機体の行方と今後の展開
現在判明している機体を除いても、残り50機以上のガンダム・フレームが歴史の闇に埋もれたままとなっています。これらの機体はどこへ消えたのでしょうか。
公式設定や作中の描写から、その行方にはいくつかの明確なパターンが存在します。
- 厄祭戦時の完全損壊:MAとの激闘によってリアクターごと破壊、あるいは宇宙の塵となった機体。
- 解体とリアクターの流用:終戦後、ギャラルホルンの管理下から漏れ、都市部やコロニーの定置型プラント動力源として装甲を剥がされたケース。
- 未開拓宙域・廃棄コロニーでの眠り:端白星やアスモデウスのように、誰にも知られずデブリ帯や未探査プラントに眠り続けている機体。
- セブンスターズ以外の名家による隠匿:ギャラルホルン内部の有力貴族が、家の象徴や隠し戦力として秘匿しているケース。
ガンダム・フレームが全72機という壮大な枠組みで作られている最大の利点は、「いつどの時代、どの辺境で新機体が発掘されても矛盾しない」という世界観の拡張性にあります。ファンが自分だけのガンダム・フレームをガンプラでミキシング制作する余白としても機能しており、公式・二次創作の双方で今後も新たな悪魔たちが目を覚ます可能性は極めて高いと言えます。
【鉄血 ガンダム フレーム 一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:作中で最も強いガンダム・フレームはどの機体ですか?
A1:純粋なスペックと搭乗者の限界突破を考慮した場合、ガンダム・バルバトスルプスレクスが最有力候補です。阿頼耶識の全リミッター解除により、単機でMAハシュマルを屠り、最終決戦でも軍隊規模の敵を圧倒しました。一方、象徴的な意味や基本性能の完成度では、阿頼耶識を通じたアグニカ・カイエルの搭乗を前提に設計された「ガンダム・バエル」が頂点に君臨します。
Q2:ガンダム・フレームは現代の技術で新造できますか?
A2:現代の技術では新造できません。エイハブ・リアクターの2基並列稼働による出力同調技術は、厄祭戦当時の高度な工業技術基盤があって初めて成立したロストテクノロジーです。現行のMS(グレイズやレギンレイズなど)はすべてリアクター1基で設計されており、フレーム自体をゼロから複製することは不可能です。
Q3:なぜ「端白星」はマルコシアスという本来の名を隠していたのですか?
A3:金星のコロニー防衛用として改修された際、厄祭戦の遺物であるガンダム・フレームであることが公になると、ギャラルホルンなどの軍事介入を招く危険性があったためです。金星の古名である「端白星(金星を意味する古語)」を冠し、装甲形状を変えてその正体を偽装していました。
まとめ:解き明かされ続ける厄祭戦の遺産とガンダム・フレームの未来
厄祭戦から300年の時を超えて蘇るガンダム・フレームの数々は、単なる兵器を超えた重厚なドラマを私たちに見せてくれます。72機という壮大な設定のうち、約2割が明かされたに過ぎない現状は、裏を返せば『鉄血のオルフェンズ』の世界がまだまだ広がり続ける可能性を秘めている証拠です。
バルバトスが駆け抜けた過酷な戦道から、金星の荒野で覚醒した端白星、そして未だ見ぬ悪魔の名を持つ兄弟機たちへ。今後どのような形で新たな機体とパイロットが歴史の表舞台に現れるのか、厄祭戦のミステリーはこれからもファンの心を掴んで離しません。 (出典: 鉄血 ガンダム フレーム 一覧(Yahoo!ニュース))